ハンドメイドでおうち起業

ハンドメイドでおうち起業するために必要なコトをまとめてみました

「自分用」も売上の扱いになる?!注意したい自家消費とは!

事業用の材料で自分用を作った時は?

 

ハンドメイドで起業する人は元々ハンドメイドが趣味という人が多いので、最初のうちは「事業と「趣味」の境が曖昧になっている人もいます。

特に「材料」に関して曖昧になっている人っていませんか?
自分用と事業用はしっかり分けて考えていますか?

ハンドメイドの場合、商品以外に自分用も作ることはあると思います。
この時、事業用の材料で自分用を製作した場合は売上として計上しなければいけないんです。


自家消費または家事消費と呼ばれる利益です。

なぜ売上に計上するのかと言うと、材料が既に棚卸資産として計上されているからです。棚卸資産は最終的に原価として経費になります。

自分用は売上として計上しないのに、材料費はちゃっかり経費にしちゃう。これって過剰経費になるので故意に利益を下げているとされて、脱税の疑いをかけられちゃうんです。だから自分用も売り上げ(自分に売った)と考えないといけないんです。

自家消費の計算方法は?

自分用を売上として計上する場合には、決まった計算方法があります。

1つ目が
通常の販売価格×70%

2つ目が
商品や材料の仕入れ価格

この2つの内、どちらか「高い金額」が売上になります。
会計ってなかなか難しいですね。

自家消費の場合は実際にお金が動く訳ではありません。
帳簿上でのみお金を動かします。

借方:事業主貸 ○○円   貸方:自家消費  ○○円

事業主貸というのは、事業が事業主(つまり自分)にお金を貸しているという状態の事です。本当なら自家消費の分のお金を受け取るはずですが、受け取らない(貸している状態)のでこのようになります。名目上「貸した」としているだけなので、深く考えなくて大丈夫です。

「試作品を作って自分用にした場合はどうなの?」と思ったので、先日の税理士さんのセミナーで聞いてみました。

試作品は「研究・開発費」だから売上にはならないそうです。自家消費になるかは「商品かどうか」が判断基準とのことでした。販売用と同じものなら自家消費と思ってください。また誰かに商品をプレゼントした場合は「接待交際費」になるようです。

私は本業で確定申告書類を目にする機会が多かったので、農業や飲食店の場合は自家消費は売上になるらしいと知っていました。でもハンドメイドも自家消費ってあるの?
って気になっていたのですが、やっぱりハンドメイドでも自家消費の扱いになるんですね。自家消費は税務署で指摘されやすいところのようなので、きちんと計上しましょう。